@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00001261, author = {宮城, 信 and 文, 智暎}, journal = {教育実践研究 : 富山大学人間発達科学研究実践総合センター紀要}, month = {Dec}, note = {application/pdf, 近年,小学校から大学初年次まで,すべての校種でコミュニケーション教育が取り上げられるようになった。しかしながら多くはプレゼンテーションやディスカッション演習といった,狭義の意味での公的な場を意識したコミュニケーション学習が中心となっている。正確性や聞きやすさ以外に,聞き手の気持ちや立場に配慮する必要があるとすれば,これらの形式的な学習だけでは,総合的なコミュニケーション力の涵養には不十分である。本研究で著者らは,「感謝する」や「頼みごとをする」といった,日常の場でのコミュニケーションの場を取り上げ,スキル育成のための教材の開発と指導法の実践研究を行う。「説明する」「話し合う」など課題ごとに独立した教材を作成し,一回90分で完結する形式の学習法を提案する。学習内容は,前半では問題のある会話例を検証して,不適切なコミュニケーションのあり方を指摘し,自分なりの改善例を考える課題であり,後半ではコミュニケーションスキルの理論化を行う課題である。まとめとして,先の課題の考察を踏まえたロールプレイ演習を行う。本稿では,この概要を示し,教材と実践例を紹介する。また,指導法のポイントや事後アンケートに基づき学生の変容などについても述べる。本研究は,従来のコミュニケーションスキル教育を効果的に実施するための基礎的な力の育成を目指したコミュニケーションスキル教育の開発研究と位置づけることができる。, Article, 教育実践研究 : 富山大学人間発達科学研究実践総合センター紀要, 9号, Page 1-11}, pages = {1--11}, title = {大学におけるコミュニケーションスキル教育の開発研究}, volume = {9}, year = {2014} }