@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00012578, author = {内田, 康郎}, issue = {3}, journal = {富山大学紀要.富大経済論集}, month = {Mar}, note = {本稿は,地方にある企業がどのような過程を経て成長していくかという視点のもと,ケーススタディ用の教材として作成した。特に,大手企業と比べ,十分な経営資源に恵まれることの少ない地方の中小企業が,どのように企業間競争を乗り越えていくかという視点から本稿は作成されている。こうした視点を持つとき,アイリスオーヤマ社のこれまでの取り組みが参考になると考えた。 アイリスオーヤマと言えば仙台市に本社を構える企業で,もともとはプラスチック製品を作っていた企業として知られている企業だ。だが,近年では同社製家電のCMが目立つようになってきているなど,さまざまな製品分野に進出し,事業を拡大させてきている。図1にも示すように,世界中の企業を苦しめたリーマンショック,そして同社にとっては東日本大震災という逆境にもめげず,順調に業績を伸ばしてきている。LED 照明に至っては,今やわが国を代表する企業である。 スタート時は小さな町工場だった同社はどのようにして成長してきたのだろうか。その過程には,単に大手企業の製品を模倣し,それを大手よりも安く提供することによって成長の機会を掴んでいく企業とは異なる独自の考え方が感じられる。 本ケースは公開された資料,および同社関係者へのインタビュー調査をもとに,同社の成長過程に注目しながら成長の戦略,競争の戦略についてまとめたものである。, Article, 富山大学紀要.富大経済論集,第61巻第3号,2016.3,pp. 487-500}, pages = {487--500}, title = {アイリスオーヤマ株式会社の成長プロセスに関する戦略ケース}, volume = {61}, year = {2016} }