@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00012547, author = {小林, 真 and 浅野, 可珠}, issue = {2}, journal = {富山大学人間発達科学部紀要 = Memoirs of the Faculty of Human Development University of Toyama}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本研究では,幼児教育を主として専攻する大学生の領域「人間関係」に対する保育者効力感の規定要因を2つの観点から検討した。まずに,教育実習の前後で保育者効力感を測定し,教育実習が保育者効力感に影響を及ぼすかどうかを検討した。その結果,大学2年生と3年生では保育者効力感に関する複数の下位尺度で教育実習後の得点の上昇が認められた。教育実習の効果が認められたので,次に教育実習前の学生の社会的スキルの程度が教育実習後の保育者効力感にどのような影響を及ぼしているかを検討した。階層的重回帰分析の第1ステップで教育実習前の保育者効力感を投入し,第2ステップで社会的スキル尺度を投入した。その結果,教育実習前の社会的スキルが教育実習後の保育者効力感に影響を及ぼしていることが示された。おおむね,大学生自身の社会的スキルが高いほど教育実習後の保育者効力感が高いという結果が得られたが,対子どもスキルの「自己統制」と対大人スキルの「計画のスキル」は保育者効力感を低下させる影響が示された。「自己統制」の影響については,自己表現が得意でない学生の保育者効力感が低くなると考えられる。また「計画のスキル」が高い学生は,保育現場で臨機応変に対応できない可能性が示唆された。, Article, 富山大学人間発達科学部紀要, 10巻2号, 2016.03.30, Page 115-123}, pages = {115--123}, title = {大学生の保育者効力感の規定要因 : 教育実習の効果と社会的スキルの影響}, volume = {10}, year = {2016} }