@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00012542, author = {岸本, 忠之 and 田中, 裕子}, issue = {2}, journal = {富山大学人間発達科学部紀要 = Memoirs of the Faculty of Human Development University of Toyama}, month = {Mar}, note = {本稿の目的は,中学校数学科で用いる環境問題に着目した地域教材を開発することである。そのため白川郷と五箇山の合掌造りの題材に関する授業実践を行った。具体的には,以下のような内容である。白川郷や五箇山では降雪対策が必要であるが同じ建築構造ではない。五箇山の屋根の傾斜角度は60°である一方,白川郷の屋根の傾斜角度が60°より大きいのは,五箇山は降水量が白川郷よりも冬場の降水量が多いためである。このことを五箇山と白川郷の1年間の月別降水量のデータをグラフに表すことで確認した。合掌造りは自然環境の要請である豪雪と社会環境の要請である冬場の仕事(養蚕)と建設費の圧縮(上屋と下屋)を考慮している。このように環境問題は複合的であるのが特徴である。合掌造りという地域教材を実践したことによって,生徒の数学に関する意欲や関心は高まったと言える。, Article, 富山大学人間発達科学部紀要, 10巻2号, 2016.03.30, Page 25-32}, pages = {25--32}, title = {中学校数学科課題学習で用いる環境問題に着目した地域教材開発 : 合掌造りを題材にした実践研究}, volume = {10}, year = {2016} }