@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00001250, author = {松本, ゆめか and 松本, 謙一}, journal = {教育実践研究 : 富山大学人間発達科学研究実践総合センター紀要}, month = {Feb}, note = {富山大学人間発達科学部附属幼稚園が行った「親子栽培活動」の効果について,年長の観察対象児の見取りや前年度から2年間継続による聞き取り調査と保護者へのアンケートから検証した。この活動は,年少・年中は5~ 7月の3ヶ月間,年長は5~9月の5ヶ月間,年少は草花を草花用プランターで,年中は野菜を野菜用プランターで,年長は野菜・草花を畑で,というように幼児1 名ごとに1カ所ずつ栽培する場所を与え,登園前等の時間を利用して,教師が見守る中で,土入れ・畑作りから収穫までの全ての活動を,親子が試行錯誤しながら創造的に行うというものである。 その結果,子どもが本気になって取り組める継続的な活動の中で,植物栽培を行う子どもの気持ちを受け止める保護者や教師などの人がいることが,子どもの育ちにつながり,また,保護者自身も子どもの言動に耳を傾ける楽しさを感じ取っていったことが見て取れた。 これらのことから,この活動を通して,周りの人が子どもの言動に耳を傾ける時間を継続的に保障したことが,子どもの登園の楽しさにつながるとともに,教師と同じ「子どもの言動を共感的に受け止め,寄り添って育てていこう」という価値観に立って協働していくことの大切さを保護者が実感していくことにつながった。, Article, 教育実践研究 : 富山大学人間発達科学研究実践総合センター紀要, 8号, Page 39-58}, pages = {39--58}, title = {附属幼稚園「親子栽培活動」の効果と学校教育への可能性}, volume = {8}, year = {2014} }