@techreport{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00012460, author = {竹内, 潔}, month = {Mar}, note = {アフリカ,コンゴ盆地の熱帯森林帯に居住する狩猟採集民や焼畑農耕民が非常に多くの野生動植物を食物としていることはよく知られている。その一方で,この幅広い食物レパートリーを持つ人々が,食用としている動植物の多くを,とりわけ多数の動物種を何らかの社会的状況にあるときには忌避して食さないことも報告されている。たとえば,旧ザイール(現コンゴ民主共和国)の熱帯森林に居住する狩猟採集民ムブティや焼畑農耕民ガンドゥでは,それぞれ食用としている野生哺乳動物種の84%,45%を忌避の対象としている(Ichikawa, 1987; Takeda & Sato, 1993)。\ このような社会的状況に応じて食物の摂食が回避されるという現象は,アフリカに限らず世界の至るところで見られ,食物禁忌,あるいは食物規制と呼ばれている。\ 前章では、ムブティやガンドゥと同様にコンゴ盆地の熱帯森林帯に居住する狩猟採集民アカの食物規制について青年期との関わりに焦点をあてて論述したが、この報告では、アカの食物規制の詳細を示すとともに、病因論的側面についても記述する。, Article, 平成19年度富山大学学長裁量経費研究プロジェクト『アジア・アフリカ地域における「民族科学」の総合的研究』報告書(竹内潔編),pp.13-22}, title = {狩猟採集民アカの食物規制と治療}, year = {2008} }