@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00012433, author = {宮野, 沙紀 and 喜田, 裕子}, journal = {地域生活学研究 = Journal for Interdisciplinary Research on Community Life}, month = {Jun}, note = {本研究の目的は,二重拘束状況における愛着の内的作業モデルと情報処理の関連を検討することであった。大学生74名を対象に,二重拘束場面想定法の手続きに参加してもらい,情報処理の指標として自由再生記憶および感情変化を測定し,また,二重拘束場面に対する言語反応を自由記述で回答させた。その後,質問紙により,愛着を構成する2要因(見捨てられ不安,親密性回避)および二重拘束経験頻度を測定した。分散分析の結果,自由再生記憶については,誤再生数で見捨てられ不安の主効果が有意傾向であり,見捨てられ不安が高いほど誤再生数が多い傾向が認められた。感情変化に関しては,「緊張-不安」に親密性回避の主効果が有意で,親密性回避が高いほど二重拘束場面に対する覚醒水準の低下が示唆された。また,「抑うつ-落込み」「怒り-敵意」に関して,見捨てられ不安と経験頻度の交互作用が認められ,経験頻度が高い場合に見捨てられ不安が高いほどこれらネガティブ感情も高まることが示唆された。言語反応は6類型に分類され,愛着の内的作業モデルとの関連が考察された。, Article, 地域生活学研究 = Journal for Interdisciplinary Research on Community Life, Vol.5, 2014, Page 18-27}, pages = {18--27}, title = {二重拘束状況における愛着の内的作業モデルと情報処理の関連}, volume = {5}, year = {2014} }