@article{oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00001229, author = {窪田, 俊介 and 石津, 憲一郎 and 下田, 芳幸}, journal = {教育実践研究 : 富山大学人間発達科学研究実践総合センター紀要}, month = {Jan}, note = {石隈 (1999)は学校心理学において一次的援助サービス,二次的援助サービス,三次的援助サービスという三段階の心理的教育サービスという考え方を示している。すべての生徒を対象にした,予防的・発達促進的援助サービスを一次的援助サービス,問題を抱え始めている生徒に対して,問題が重大化しないように早期発見・早期介入を目指すサービスを二次的援助サービス,特別な援助を必要としている生徒を対象にしたサービスを三次的援助サービスとし,生徒が必要としている援助のレベルに応じて援助サービスを提供することが重要であるとしている。河村(1999)は学校生活満足度尺度における非承認群・侵害行為認知群にプロットされている生徒は,学校生活で積極的に活動し認められるという経験をもてていないことやクラスメートとの対人関係において苦戦していることが考えられ,二次的援助サービスを必要とする生徒であると述べている。また,学校生活不満足群の生徒は,学校生活で積極的に活動し認められるという経験をもてず,クラスメート等との対人関係において苦戦していると考えられ,より多くの個別の援助サービスを必要としている可能性が考えられ,三次的援助サービスを必要としていると述べている。このように,援助サービスを必要としている生徒を早期発見・早期介入することで,問題を深刻化するのを予防することは非常に重要である。Q-Uなどの質問紙調査を用いた生徒指導や心理教育を行う際には,可能な限り教師の主観を排除し,普段見えにくい子どもの姿をチェックしていくことも可能である。一方で,普段の様子を見ている教師から見て,上述したようなギャップがある生徒には違和感を覚えることもある。子どもの回答と教師の視点のどちらが正しいのかということではなく,主観的な適応(内的適応)と外部の目から見た適応(外的適応)の両側面から適応を眺めることは重要であると考えられる。 そこで,本研究では,教師から見た子どもの適応と子ども自身の回答にギャップのある生徒とそうしたギャップのない生徒の間にはどのような違いがあるのかを学校生活意欲,ストレス,ソーシャルサポート,学校生活スキルの観点から比較検討することを通して,個に対する適切な援助の在り方を検討することを目的とする。, Article, 教育実践研究 : 富山大学人間発達科学研究実践総合センター紀要, 7号, Page 7-14}, pages = {7--14}, title = {学校生活意欲とストレス,ソーシャルサポート, 学校生活スキルの関連について(2) : 主観的評価と担任評価にギャップのある生徒の分析}, volume = {7}, year = {2013} }